がんと言う病気もいろいろあるが、見ていて気の毒なのが『すい臓がん』と言うもの。
すい臓ってのは、消化液を作るところ。
これががんになると、どうなるか?
ちょっと皆さん想像してみて?
消化液が内臓を溶かしてね。
痛そうでしょう?
しかも痛いだけじゃなく、進行も早い。
と言うか、自覚症状が出にくく、発見されにくい。
症状に気がついたときには、痛みに転げまわって、数日で、さようならなんて事もある。
自覚症状が出るころには、すでに手術の対象じゃなかったり、あちこちの臓器に転移していたりすることも多い。
そのため、手術も抗がん剤も、放射線療法も、なかなか、効果が出にくいがんなのだ。
で、このすい臓がんの治療のひとつに『免疫療法』と言う方法がある。
免疫療法のいいところは、がん細胞を狙い撃ちにできるところ。
文字道理、がんに対する免疫力を利用するものなので、他の健康な細胞を破壊することが少ない。
と言うことは、副作用の出現も少なくすむと言う利点がある。
また、血液の流れに沿って体の中をめぐるので、転移したがんにも効果が期待されている。
問題は、治療費。
免疫療法の部分は、健康保険が効かない。
と言うことで『高額医療費』の制度の対象にもならない。
全額自己負担。
ただし、確定申告などの際の『医療費控除』の対象にはなる。
確か、年間200万円までだったかまでは、所得税の還付を受けることができる。
ご多分に漏れず、どこの病院でもやっている治療では無いので、病院を探すのもなかなか大変かもしれない。
もちろん、高い治療効果が期待できるからといって、すべての患者がよくなるわけでは無いので、あしからず。